はじめに
どうもdaigoroです。
今回の記事は仮想マシンの扱い方と各種コマンドについて簡潔にまとめていきます
仮想マシンはwindowsやmacを持っている人ならVirtual BoxやVM ware等のソフトウェアを使うと思います。
Linuxでは、仮想マシンはKVMを使用するのがメジャーです。
本記事では、KVMを使用するにあたり最低限押さえておくべきコマンドについてまとめます。
環境の整備
KVMを使うにはCPUが仮想環境を構築するために向いているかどうかを調べる必要があります。
次のコマンドでCPUが仮想マシンに対応するか確認してみて下さい。
lscpu | grep Visualization
grep -E `vmx | svm` /proc/cpuinfo
<p>vmxもしくはsvmがあれば仮想化機能を使うことができます。</p>
<p>もし仮想化機能がなくてもコンテナ(次回の記事で紹介しますね)を使えば仮想マシンの様にホストPCを使うことができますから安心してください。</p>
virshコマンドについて
仮想マシンを取り扱うためのコマンドとしてLinuxではvirshコマンドが用意されています。
書式:virsh [option] サブコマンド [引数]
以下にvirshコマンドの使い方を紹介します。
●仮想マシンの一覧を表示する。
virsh list --all
–allのオプションは、起動していない仮想マシンも含めて表示します。
起動柱の仮想マシンのみ表示したい場合はオプションなしでlistのサブコマンドをうれてやればOKです。
virsh list
●仮想マシンを起動する。
virsh start vm-centos
●仮想マシンのコンソールにアクセスする。
virsh console vm-centos
●仮想マシンを停止する。
virsh shutdown vm-centos
●仮想マシンを強制終了する。
virsh destroy vm-centos
基本的には仮想マシンの強制終了は、予期せぬエラーを引き起す可能性があるため、お勧めしません。
LinuCでは、virshコマンドの使い方について出題されます。
仮想マシンの環境はなかなか個人で構築するとおはあまりないと思いますが、最低限上記のコマンドは覚えておきましょう。